Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「涼、陽菜、お茶にしようか」
「うん。僕もちょうどなんか食べたいなって思ってたんだ」
「ひなも!ひなもたべたいとおもってたの」
本当に涼の真似をするのね。
デパートのレストラン街に行き美味しそうなスイーツのディスプレイがしてあるお店に入って
「何がいいの?」
メニューを見ながら涼と陽菜が『えっとえっと』と言いながら悩んでる。
「決まった?」
「うん。僕はマンゴーパフェ。陽菜は?」
「ひなはね、えっと…このプリンののってるやつがいい」
「うん。プリンパフェね」
本当にプリン好きなんだから。
「ママは?」
「ママはコーヒーね」
陽菜一人で食べきれないもの。
「お待たせしました」
涼の前にマンゴーパフェ、陽菜の前にプリンパフェ。
二人は目をキラキラさせながら
「いただきま~す」
「いただきま~す」
早速二人は黙々とパフェと格闘中。
そして私もゆっくりとコーヒータイム。