Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



「おじいちゃ~ん、おばあちゃ~ん」


恭介さんの実家の玄関を開けて


「涼ちゃん、いらっしゃい。さ、上がって、志織ちゃんも早く」


「はい、失礼します」


恭介さんがボソッと


「俺は無視かい」


フフフ…


リビングで


「みじゅほおばちゃん」


「あ~涼ちゃん、いらっしゃい。志織ちゃん元気?」


「はい。瑞穂さんは?」


「元気、元気。私も子どもも」


涼が瑞穂さんのお腹を触って


「あかちゃん、きこえてましゅか?りょうおにいちゃんれすよ。はやくでてきてくらしゃいね」


瑞穂さんが涼の頭を撫でて


「フフフ…涼ちゃん、ありがとう。赤ちゃんもきっと聞こえてるわよ。赤ちゃんも涼ちゃんと遊びたいって」


「うん」


お父さんと恭介さんと誠さんは笑いながら見ている。


「みじゅほおばちゃん、あかちゃんいつでてくるの?」


「う~ん、いつかなぁ。たぶんもうすぐよ」


「しゃんたくろーしゅがつれてくるのかなぁ」


「ハハハ…そうかも知れないぞ」


誠さんに抱っこされて


「まことおじちゃん、しゃんたくろーしゅにあかちゃんつれてきてっておねがいしたの?」


「あ~うん、そうだな」


「ふ~ん、じゃあ りょうもしゃんたくろーしゅにおねがいしようかな」


「瑞穂おばちゃんの赤ちゃんを連れて来てってか?」


「ううん。みじゅほおばちゃんのあかちゃんはまことおじちゃんがおねがいしたでしょ」


「じゃあ涼ちゃんは何をお願いするの?」


「うん、りょうのおうちにあかちゃんつれてきてって」


へっ?




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