Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
披露宴会場で
「あ、おじいちゃ~ん」
恭介さんのご両親と誠さんと瑞穂さん。
「今日はありがとうございます」
「ううん、おめでとう」
「おばあちゃん、みずほおばちゃん、しんごおじちゃんといずみおばちゃんね、おとのさまとおひめさまみたいにきれ~なの」
「そうなの。早く見たいわね」
「うん」
藤倉家と黒崎家と両祖父母で一つのテーブルに着いて、涼は一生懸命に式の話をしてる。
完全に舞い上がってるわ。
「おい、涼 大丈夫か?」
「興奮状態ですね」
「だな。気をつけて見張ってないと」
「はい」
いよいよ披露宴が始まり―
花婿花嫁さんが入場して来た。
涼が小さい声で誠さんに
「ねっ、きれ~でしょ」
「そうだな」
お兄ちゃん達が席に着いて
仲人さん、主賓さんの挨拶の後
「乾杯」
涼もジュースで
「かんぱい」
豪華な食事に再び
「わぁ~」
嬉しそうに
「ママ、たべていい?」
「はい、どうぞ」
ちゃんと涼用にお子様メニューにしてくれてる。
涼は目を輝かせながら食べようとした時に、新郎新婦はお色直しで一旦退場した。
「ママ、おじちゃんたちは?」
「お着替えにいったのよ。涼も今の間にご飯食べようね」
「うん」
美味しそうに頬張っている。
その内に音楽がなり新郎新婦の入場。
わぁ~泉さん、綺麗。
真っ白のウェディングドレス。
お兄ちゃんもグレーのタキシードでいつもよりかっこよく見える。
お兄ちゃん達が私達のテーブル横を通る時
「わぁ~しんごおじちゃん、いずみおばちゃん、きれ~シンデレラとおうじさまだね」
昨日の晩、寝る前に『シンデレラ』の絵本読んだっけ。
覚えてたんだ。
泉さんが涼に
「フフフ…涼ちゃん、ありがとう」