Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
お父さんの挨拶に次いでお兄ちゃんの挨拶
「本日はお忙しいところ私と泉の結婚披露宴にお越し頂きましてありがとうございました。先程父も申しましたが未だ未だ未熟な二人ですのでこれからも時には甘く時には厳しく叱咤激励して頂けたらありがたいことと思います。それから…親父、お袋、今まで心配掛け通しですみませんでした。しかし 未だ未だ世話を掛け続けることだと自信を持って言えますので宜しく」
フフフ… お兄ちゃんったら。
みんなも笑ってる。
「泉のお父さん、お母さん、胸を張って泉を幸せにするとは言えませんが」
お兄ちゃん…何を言うのよ。
「私が泉に幸せにしてもらえる自信はあります。泉の気持ちは分かりませんが…」
「ハハハ…」
またまたみんな笑い出した。
あら、泉さんが…
「私は幸せです。慎吾さんが言ってくれたように幸せにしているかどうかは分かりませんが私は慎吾さんに幸せをもらっています。お父さん、お母さん心配しないで」
泉さん…
「おい、それ以上泣くなよ」
耳元で恭介さんが。
「は、はい」
お兄ちゃんが再びマイクを取り
「何だかのろけてるような挨拶になってしまいましたが、皆様に見守って頂ければ幸いです。本日は本当にありがとうございました」
パチパチ…
盛大な拍手。
お兄ちゃん…
よかったよ。
いい挨拶だったよ。
「志織」
「はい、大丈夫ですよ」
お父さん達も…お祖父ちゃん達も…泣いている。