Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
色んな鉾等を見ながら美作さんと小雪さんの目指す場所へ
「あ~」
涼が驚いたような声を出した。
陽菜も
「おおきいむししゃんだね~」
「涼君、陽菜ちゃん、あれはカマキリえ」
カマキリかぁ。
「これは蟷螂山(トウロウヤマ)言いますねん」
蟷螂山かぁ。
「今はカマキリ下にいてますけど明日の巡行には山の上に乗りますねん」
「へぇ~」
「こゆきおねえちゃん」
「うん?」
「みんな なんでならんでるの?」
あ、そういえばみんな並んでるよね。
「フフフ…涼君陽菜ちゃん並びまひょ」
小雪さんが悪戯っぽく笑い美作さんも
「お父さんとお母さんは此方で見てましょう」
並んでる列の横から
「あっ」
「御神籤か」
「そうなんです」
みんながカマキリのからくりのハンドルを回して御神籤を引いている。
涼の番になって
お金を渡してハンドルを回した。
カマキリが玉を受けてきて
「一番」
玉に書かれた番号が係りの人によって読み上げられ御神籤をもらってる。
その様子を美作さんが撮ってくれて。
「パパ、何て書いてあるの」
「ん」
恭介さんに渡して
「涼、よかったな『大吉」だ」
「だいきちって」
そりゃ分からないわよね。
「『大吉』ってのはな、一番いいんだ。涼にいいことがある」
「わぁ~ほんと?ママ」
「そうよ。よかったね。恭介さん、御神籤」
「ん」
恭介さんから受け取り
「大事に持って帰ろうね」
「うん」