卒業 ―ずっと、一緒だよ―
突然…

阿美

次の日。

寝不足のままで、私は登校した。

すると…

クラスの中に、あるはずの存在感が、ない。

阿美。

あのことがあってからもずっと、クラスのリーダーとして君臨し続けた。

さすがに、誰かをいじめることはなくなっていたけど…。

その阿美が、来ていない。
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