運命‐サダメ‐



こんな時間が、ずっと続けばいいのにと思った。



だけど、それは無理なことなんだ。


彼に関わって、危険な幸せしか感じることが出来なくなった。


下手をすれば、すぐに壊れてしまうのに。



それでも私は、家族の安心した幸せより、彼との温もりを選ぶ。


私も、どうしようもなく壊れているから……。




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