運命‐サダメ‐
*覚悟の幕切れ
生死をさまよって奇跡的に復活してから、無事に退院出来た。
もちろん、ふと思い出すと寂しくなるし、泣きたくもなる。
だけど、1人ではないことが分かったから。
倒れる前よりは、強くなれた。
そんな私は、きちんと終わらせるために、警察署へ行った。
「良かったです、そちらから来ていただいて」
馴染みの刑事さんが、笑顔で出迎えてくれた。
そして、気をきかせてか、外で話すことになった。
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*覚悟の幕切れ