運命‐サダメ‐
改めて、産んでいいのだと実感した。
元気に産んで、愛情いっぱいに育てるよ。
彰吾くんの分まで。
この子が同じ過ちを犯さないように、時には厳しくする。
それを、優しく見守っていて下さい。
私は、涙を拭って空を見上げた。
そして、決意を新たにした。
その様子を見ていた刑事さんが、ゆっくり口を開いた。
「では、あなたにお聞きします。
彼は、あなたを脅迫したと言っています。
脅迫して、無理やり仲間にしたと。
あなたに罪はないと言っていますが、本当ですか?」