社長と刺激的な生活


「そうですねぇ…お食事をきちんと取られて無いのもあるかと思いますが、偉くお疲れのご様子で…」


「………」


「私が思いますに…」


村岡が話の途中で口を噤んだ。


「ん?何だ?何でも言ってくれ」


「はい……あの、杏花様はご懐妊されたのでは?」


「へ?」


…………懐妊??


はっ!?……えぇぇっ!?


それって……妊娠ってこと?


「本当か?」


「いえ、それは分かりません。ただ、吐気がこのように毎日あるところを見ると、その可能性も…」


ッ!!!??


なっ、何だ……そうなのか!?


悪阻なら吐気があっても可笑しくないし、


食欲が無くても変じゃないな。


「ただ……」


村岡がまたしても口を濁した。


「何だ?まだ何かあるのか?」


俺は真剣な眼差しで聞き入った。


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