A quirk of fate


「大輔!
 それじゃあ加奈さんが!」

「加奈ならわかってくれる」

「だから・・・
 俺行ってくる!
 榊、車を!」

「はい」

「大輔!」


俺はただ必死だった。


加奈ならわかってくれる。

そう信じて
俺は加奈のところに向かった。


優香・・・。
航生・・・。


ちょっと待ってろよ。


もうすぐ
楽になるからな。
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