密室パニック
彼はそう言うと両手で顔を抑えてキスをした。
唇がやさしく触れたかと思った瞬間唇を割って侵入してきた。
夢のような情熱的なキス。
夢と現実をさまよっているような感覚の中彼の背中に腕をまわした。
さっきまでは密室から逃れたいと思っていたのに今はこのままここにいたい。
彼の唇が離れようとしたので背伸びをして私から求めた。
彼は私の腰を自分の方へと引き寄せた。
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