雨あがりの空に
第一章

プロローグ

私…。

あなたを好きになって良かった。

あなたと恋に落ちて良かった。


本当に良かった。




あなたと拓海を置いて、先に逝ってしまってごめんね。



でもね?私は、あなたと拓海のことをずっと見守っているから。

だから泣かないで?

ちゃんと笑ってて?



きっと、いつかまた逢える。

私は、そう信じてる。


辛くなったら空を見上げて。

私は、いつだってそこに居るからね。
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