卓上彼氏



ヴヴヴゥン。




私はカタツムリ並みのスローでパソコンの電源を入れた。






真っ暗な私の部屋に一つ、四角い宝石が光った。





あんまり暗いと目に悪いと思い、部屋の明かりを点ける。




パッと部屋が照らし出され、壁に貼られたアニメのポスターや本棚に詰まったコミックが露わになった。
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