大切な人に想いを伝える魔法の言葉



僕の異変を察した奥さんが、

「だいじょうぶ?」と、

出社するまえの僕に尋ねました。

「全然、だいじょうぶだよ」と、

そのときの僕は平気なフリをして、

そそくさと職場に向かいました。

いつものとおり、仕事はうまく行かないままでしたが、

いつもよりも少しだけ早く帰ることができました。


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