大切な人に想いを伝える魔法の言葉
まさか譲られると思っていなかったのか、
そのママさんはしどろもどろになって、
「あ、すみません」とだけ言って
テーブル席に座りベビーカーの中にいる
赤ちゃんのお世話を始めました。
そこからのんびりと集中して、
ノートに向かっていたこともあって
気がついたらずいぶん時間がたち、
1時以上もすぎていたようです。
そして先ほど席を譲ったママさんが帰るところで
「さっきはありがとうございました」
とわざわざ御礼を一言伝えてくださってから
帰っていかれたのです。
「わざわざありがとうございます」
僕はそう応えて赤ちゃんに手をふって、
さっきまで以上に
気分よくノートに向かうことができました。