大切な人に想いを伝える魔法の言葉



そんな不安にもかられて仕事終わりの夜遅くに、

久しぶりに電話をかけてみることにしました。

ケータイを鳴らすとすぐに彼女の声が聞こえます。

いろいろとたわいもない話を続けたあとで、


「最近なかなか会えなくてごめんね。

 だいじょうぶ?」

とカレが聞きます。





ほんの少しだけ間をあけて、

そして明るい声で彼女が



「うん、もちろん。

 全然だいじょうぶだから、心配しないで」



と答えます。


< 344 / 1,111 >

この作品をシェア

pagetop