大切な人に想いを伝える魔法の言葉

いつもならここでおやすみを言って、

電話を切るところだったのですが、

すこし間をおいて、

いつもより真剣な声で、

もう一言だけ。







「ほんとうに、だいじょうぶ？」







そうカレがもう一度投げかけた質問に

しばらく答えは返ってきませんでした。