大切な人に想いを伝える魔法の言葉




電話の向こうで鼻をすするような音が聞こえて、

彼女が泣いていることに気づいたカレは、



「だいじょうぶ?」とさらにもう一度ききます。


「ほんとうはね、だいじょうぶじゃないの」

やっと絞り出したような声で彼女が答えました。




そのか細い声を聞いてカレは一気に

自分勝手な不安が消え去ったのと同時に、

彼女の元気なフリに気づけなかった自分を悔やみました。




そして、彼女にやさしく

「もう、だいじょうぶだよ」

と伝えました。



そして次の日、彼女に会いにいき、

ほんとうに二人は

だいじょうぶな二人に戻ったのです。


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