大切な人に想いを伝える魔法の言葉
クローゼットから
たくさん選んだ服の中から
最終の2着が選ばれたころになると、
それを後ろから見ていた僕に
「どっちがいいかな?」
と彼女はうれしそうに尋ねます。
僕のこたえはだいたい決まっていて
「どっちも似合うと思うよ」
と答えます。
すると彼女は照れながら、
「それじゃあ決まらないでしょ」
と言ってまた鏡に映る自分を眺め始めます。
最後は自分で決めるのですが、
その最終的に試着した服に対して、
「どう?」
と彼女から問いかけられます。
そして
「うん、素敵だね」
と答えるのが僕の役割になっています。
「そっか、じゃあこれにしようっと」
とつぶやいてようやくお出かけです(笑。