溺れる声
「わかってる!今、戻るトコ」


大人げなく、ドンドンと足音を立ててトイレを後にする。
彼とすれ違う時、フワッとシトラスの香がした。








席に戻ると、前の方で早飲み大会が繰り広げられていて、私の周りは閑散としていた。




席に着き、温くなった残りのサワーを口にする。
気の抜けたアルコールが、苦く感じる。





「はあー」

今日何度目かの溜息
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