名無しの気持ち
「…何?俺宛?」

「違います。
それ、読んでほしいんです」

田中君は『?』という表情を浮かべながら、私の手紙を開いた

「お前、差出人書いてないじゃん」

「…」

「なんで」

「書けないんです」

< 9 / 11 >

この作品をシェア

pagetop