名無しの気持ち
「お前もどうせあの顔に惚れて手紙入れに来たんだろ?
やめとけって、お前みたいなブス。香川に笑われるぞ」

「ッ、」

田中君の言う事は間違ってなかった
私は確かにブスで。

「あー、俺もうそろそろ朝練だし、じゃあな」

“ブスが頑張っても無駄だよ”

「―――――ッ!」

私は力を振り絞った

「違うんです…っ」

昨日頑張って書いたラブレターを、田中君に突き出した
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