モントリヒト城の吸血鬼①~ヴァンパイアの花嫁~
「死にたくないって
言ったくせに、
なんなの!?
わけのわからない
理由で自分の首
絞めておいて、
助けられたら
勝手なことするな!?
ふざけないで!!」

「!…余計な世話だよ。
キミに助けられなくても、
死んだりしないから
ほっといてくれる。」

「!どこまでわたしの
ことバカにすれば
気が済むの!」

「バカになんて
してない。勝手に
決めつけないでよ。」

「バカにしてるわよ!
東雲を維持できなくなる
ほど危ない状態だったって、
わたしが気付いて
いないとでも思ったの!?」

「!…っ。…それでも
キミに余計なことを
される必要はなかったよ。」

「っ…!」

姫乃の目から、
また大粒の涙がこぼれた。
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