モントリヒト城の吸血鬼①~ヴァンパイアの花嫁~
「…やっと、僕の
言ったこと、
理解できた?」
ようやく、姫乃の
名前を呼ぶのを
やめた凍夜は、
姫乃の顔を覗き込む。
「…。」
「…。まだ、
わかってないの。」
…自信がない。
こんな、都合のいい
答えで間違っていたら、
凍夜は呆れないだろうか。
呆れられて、
うっとうしいと
思われたら。
餌としてさえもそばに
いられなくなるのが、
怖い。
答えあぐねる姫乃に、
凍夜はムスッと
表情をゆがめた。
「…まぁいいよ。
なら、わかるまで
言い続けてあげるから。
…老衰で死ぬまでには
理解できるといいね。」
「…。…!?わ、わかった!
わかったから!!
…もう、わかったから…。」
姫乃が凍夜の気持ちを
理解するまで、
何年でも何十年でも
部屋から出す気はない。
そう揶揄する
とんでもない発言が、
現実になりそうな
気がして、姫乃は
慌てて答えを返した。
言ったこと、
理解できた?」
ようやく、姫乃の
名前を呼ぶのを
やめた凍夜は、
姫乃の顔を覗き込む。
「…。」
「…。まだ、
わかってないの。」
…自信がない。
こんな、都合のいい
答えで間違っていたら、
凍夜は呆れないだろうか。
呆れられて、
うっとうしいと
思われたら。
餌としてさえもそばに
いられなくなるのが、
怖い。
答えあぐねる姫乃に、
凍夜はムスッと
表情をゆがめた。
「…まぁいいよ。
なら、わかるまで
言い続けてあげるから。
…老衰で死ぬまでには
理解できるといいね。」
「…。…!?わ、わかった!
わかったから!!
…もう、わかったから…。」
姫乃が凍夜の気持ちを
理解するまで、
何年でも何十年でも
部屋から出す気はない。
そう揶揄する
とんでもない発言が、
現実になりそうな
気がして、姫乃は
慌てて答えを返した。