モントリヒト城の吸血鬼①~ヴァンパイアの花嫁~
ようするに、
沙羅に関することは
すべて姫乃の
杞憂だったと
いうことだ。

それを知っていれば、
沙羅に寂しい思いを
させずに済んだと
思うと、とても
悔しい。

「…沙羅のこと、
ありがとう。」

姫乃がこの城に
いる間、代わりに
沙羅の面倒を
見てくれていたのだと
知ると、自然と
お礼の言葉が
口から出てくる。

ノークスは、
これには答えず
食事を続けた。

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