光のもとでⅠ
テスト前はみんな黙々と勉強しているのに、どうしたのだろう……。
「この曲なーんだ!」
飛鳥ちゃんに訊かれて首を傾げる。
「誰かの……歌?」
クラス中の視線を一身に浴び、身が縮こまる思いだ。
「じゃ、次の曲は?」
と、桃華さんが別のCDを流す。
「これ、誰……? 自分の声と似てて気持ち悪い……」
「はーい、負け組の人、テスト終わったら買出し組決定なー。あとで幹事決めるから」
と、佐野くんが仕切り始める。
「ねぇ……今の、何?」
隣の海斗くんに訊くと、
「俺らが翠葉にプレゼントしたCD。おまえ一度も聴いてないだろ?」
ニカッ、と笑われて私はカチコチに固まった。
「翠葉、私は一応聴いているほうに賭けたんだけど?」
と、桃華さんに微笑まれる。
「因みに私は聴いてないほうに賭けましたー!」
と、飛鳥ちゃん。
やだ……知られたくないと思っていた矢先に当てられちゃうなんて――。
「この曲なーんだ!」
飛鳥ちゃんに訊かれて首を傾げる。
「誰かの……歌?」
クラス中の視線を一身に浴び、身が縮こまる思いだ。
「じゃ、次の曲は?」
と、桃華さんが別のCDを流す。
「これ、誰……? 自分の声と似てて気持ち悪い……」
「はーい、負け組の人、テスト終わったら買出し組決定なー。あとで幹事決めるから」
と、佐野くんが仕切り始める。
「ねぇ……今の、何?」
隣の海斗くんに訊くと、
「俺らが翠葉にプレゼントしたCD。おまえ一度も聴いてないだろ?」
ニカッ、と笑われて私はカチコチに固まった。
「翠葉、私は一応聴いているほうに賭けたんだけど?」
と、桃華さんに微笑まれる。
「因みに私は聴いてないほうに賭けましたー!」
と、飛鳥ちゃん。
やだ……知られたくないと思っていた矢先に当てられちゃうなんて――。