光のもとでⅠ
「あの、ごめんなさい……。ごめんなさい、ごめんなさい――」
三方向に向かってひたすら頭を下げていると、
「仕方ないよ。具合悪くてそれどころじゃなかったんでしょ?」
と、空太くんが擁護してくれた。
「兄貴から少しだけ聞いてた。マンションに仮住まいすることになったいきさつとか。ただ、佐野はかなり必死で編集してたから、佐野だけには謝っておきな」
と、笑う。
兄弟……なんだな。
高崎さんと空太くんの笑顔がかぶる。
「でもさ、佐野、自分で編集しておきながら、『絶対に聴いてないと思う』って断言してたぜっ?」
海斗くんがお腹を抱えて笑う。
「だって、翠葉の部屋に行ったとき、CDらしきものなかったもん」
そう答えたのは飛鳥ちゃんで、頭を上げていられなくなる。
そのとおりです……。CDは幸倉のおうちに置いてあります。
四限の授業を受けるために戻ってきたけれど、今となっては授業どころではない。
この申し訳なさを全部吐露してしまいたい。
三方向に向かってひたすら頭を下げていると、
「仕方ないよ。具合悪くてそれどころじゃなかったんでしょ?」
と、空太くんが擁護してくれた。
「兄貴から少しだけ聞いてた。マンションに仮住まいすることになったいきさつとか。ただ、佐野はかなり必死で編集してたから、佐野だけには謝っておきな」
と、笑う。
兄弟……なんだな。
高崎さんと空太くんの笑顔がかぶる。
「でもさ、佐野、自分で編集しておきながら、『絶対に聴いてないと思う』って断言してたぜっ?」
海斗くんがお腹を抱えて笑う。
「だって、翠葉の部屋に行ったとき、CDらしきものなかったもん」
そう答えたのは飛鳥ちゃんで、頭を上げていられなくなる。
そのとおりです……。CDは幸倉のおうちに置いてあります。
四限の授業を受けるために戻ってきたけれど、今となっては授業どころではない。
この申し訳なさを全部吐露してしまいたい。