光のもとでⅠ
「真白さん、困った顔してないです」
クスクスと笑いながら突っ込むと、
「だって、ハナの反応や翠葉ちゃんと遊んでいるところを見ちゃったら、困ったなんて言えないわ。ハナに翠葉ちゃんを会わせてあげられて良かったとも思うし、涼さんが会わせたいって思う気持ちもわかっちゃったから。……さ、乗りなさい」
背中を押され、エレベーターに乗り込む。
「またいつか、ハナと遊んであげてね」
真白さんが言い終わるのと同時に扉が閉まった。
九階へ戻っても、まだなんとなく病室へは戻りたくなくて、携帯ゾーンのソファにコロリ、と転がる。
「動物と遊ぶのなんていつ以来だろう」
手に残るハナちゃんの毛並みを思い出しながら、ふふ、と笑う。
クスクスと笑いながら突っ込むと、
「だって、ハナの反応や翠葉ちゃんと遊んでいるところを見ちゃったら、困ったなんて言えないわ。ハナに翠葉ちゃんを会わせてあげられて良かったとも思うし、涼さんが会わせたいって思う気持ちもわかっちゃったから。……さ、乗りなさい」
背中を押され、エレベーターに乗り込む。
「またいつか、ハナと遊んであげてね」
真白さんが言い終わるのと同時に扉が閉まった。
九階へ戻っても、まだなんとなく病室へは戻りたくなくて、携帯ゾーンのソファにコロリ、と転がる。
「動物と遊ぶのなんていつ以来だろう」
手に残るハナちゃんの毛並みを思い出しながら、ふふ、と笑う。