光のもとでⅠ
相変わらず、しなやかで手触りのいい髪……。
翠は自分の首にぶら下げられたものを両手で掴んでじっと見ている。
「……違う、とんぼ玉……?」
「お土産っていっても食べ物じゃないほうがいいと思ったし、でもこれといったものもなかったから、露店で見かけたとんぼ玉。悪いけど、精巧なつくりじゃないし安物だから」
母さんにも粗雑って言われたし、確かに五百円だったし……。
自分に言い訳をしていると、
「すごく、すっごく嬉しいよっ!?」
翠は振り返り俺を見上げると、俺の言い訳以上の理由を並び挙げる。
「大好きな淡い緑だし、お花の模様がついているし、ガラス好きだし、ツカサが選んでくれたのでしょう?」
「……俺以外に誰もいないだろ」
「だから嬉しいっ」
――ダカラウレシイ。
その言葉が嬉しくて、ちょっと困る。
翠は自分の首にぶら下げられたものを両手で掴んでじっと見ている。
「……違う、とんぼ玉……?」
「お土産っていっても食べ物じゃないほうがいいと思ったし、でもこれといったものもなかったから、露店で見かけたとんぼ玉。悪いけど、精巧なつくりじゃないし安物だから」
母さんにも粗雑って言われたし、確かに五百円だったし……。
自分に言い訳をしていると、
「すごく、すっごく嬉しいよっ!?」
翠は振り返り俺を見上げると、俺の言い訳以上の理由を並び挙げる。
「大好きな淡い緑だし、お花の模様がついているし、ガラス好きだし、ツカサが選んでくれたのでしょう?」
「……俺以外に誰もいないだろ」
「だから嬉しいっ」
――ダカラウレシイ。
その言葉が嬉しくて、ちょっと困る。