光のもとでⅠ
「秋斗様、落ち込む暇があるのなら、これを今日中に片付けてください。それから、こちらには明日中に仕上げてもらわなくてはいけないものもあります」
 差し出されたのはUSBメモリ。
「そうだな……仕事しないと」
 何かしていないと自分がどうしようもない人間になってしまいそうだった。
「蔵元……ありがとう」
 USBメモリーを受け取り、仕事部屋へと席を立った。
 今は陽のあたる場所になんていなくていい。
 彼女だって同じなんだ……。
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