光のもとでⅠ
『私自身が待てるのも土曜日か日曜日が限度です。奥様にそうお伝えください。期限がわかっているほうが、多少なりとも負担が少なくて済むでしょうから』
「お気遣いありがとうございます」
『いえ、それでは失礼いたします』
 目の前に人がいるわけじゃない。
 それでも、俺は頭を下げずにはいられなかった。
< 5,282 / 10,041 >

この作品をシェア

pagetop