光のもとでⅠ
「さ、病院へ行きなさい」
「はい……」
先生がカーテンから出ていくと、私は余分な目の水分を手ぬぐいで吸い取った。
良かった……秋斗さんのことを誤解されていなくて良かった。
私はボレロを着ると、渡された封筒を手に持ちカーテンを出た。
「先生、ハサミを貸していただいてもいいですか?」
「いいわよ。そこにあるわ」
ハサミは白いテーブルのステーショナリーグッズスタンドに挿してあった。
私はハサミで封筒を開け、同封されていた出欠カードを取り出す。
「御」を二重線で消し、「出席」に丸を付け、自分の名前と住所を書き込んだそれを湊先生に渡す。
「即決ね?」
「だって、欠席する理由なんてないもの」
「わかっていると思うけど……」
「はい。栞さんには内緒、ですよね?」
「わかってればいいわ」
「はい……」
先生がカーテンから出ていくと、私は余分な目の水分を手ぬぐいで吸い取った。
良かった……秋斗さんのことを誤解されていなくて良かった。
私はボレロを着ると、渡された封筒を手に持ちカーテンを出た。
「先生、ハサミを貸していただいてもいいですか?」
「いいわよ。そこにあるわ」
ハサミは白いテーブルのステーショナリーグッズスタンドに挿してあった。
私はハサミで封筒を開け、同封されていた出欠カードを取り出す。
「御」を二重線で消し、「出席」に丸を付け、自分の名前と住所を書き込んだそれを湊先生に渡す。
「即決ね?」
「だって、欠席する理由なんてないもの」
「わかっていると思うけど……」
「はい。栞さんには内緒、ですよね?」
「わかってればいいわ」