光のもとでⅠ
昇降口を出て桜香苑の方へと向かう途中、私の歩く先にツカサがいた。
これから部活なのだろう。
道着を着たツカサが真っ直ぐこちらを見ていた。
一瞬足を止めそうになったけど、それは未然に防ぐことに成功する。
逃げちゃだめ――。
私はツカサに向かって歩き始め、ツカサのすぐ近くまでくるとなんでもないように声をかけた。
「昨日はごめんね。ツカサ、部活は?」
「部活はこれから。因みに、今は病院へ行くのにここを通るであろう翠を待ち伏せしていたところ」
ツカサはにこりと笑った。
その表情にはゾクリとするのに、私の頬は熱を持つ。
これだけは意思でどうこうできる気がしない。
「昨日キャンセルされたから、次の日を決めようと思って」
何も訊かず、笑顔でそれだけを言われるから余計に怖い。
これから部活なのだろう。
道着を着たツカサが真っ直ぐこちらを見ていた。
一瞬足を止めそうになったけど、それは未然に防ぐことに成功する。
逃げちゃだめ――。
私はツカサに向かって歩き始め、ツカサのすぐ近くまでくるとなんでもないように声をかけた。
「昨日はごめんね。ツカサ、部活は?」
「部活はこれから。因みに、今は病院へ行くのにここを通るであろう翠を待ち伏せしていたところ」
ツカサはにこりと笑った。
その表情にはゾクリとするのに、私の頬は熱を持つ。
これだけは意思でどうこうできる気がしない。
「昨日キャンセルされたから、次の日を決めようと思って」
何も訊かず、笑顔でそれだけを言われるから余計に怖い。