光のもとでⅠ
 ふたりの会話はそこで途切れた。
『司よ、おまえは秋斗と共に帰ってくるがよい。清良は裏口でわしが拾う。ふたりとも、これからどうするのかよく考えるんじゃな。あのお嬢さんはかなり手強そうじゃぞ』
 その言葉を最後に、通信は完全に途切れた。
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