光のもとでⅠ
すべてを終えた若槻さんが部屋に戻ってくると、
「リィ、具合どう? 少しは良さそう?」
「はい。体起こせるようになりました」
「良かった良かった」
と、頭をわしわしされる。そして、「大丈夫?」と下から覗き込むように尋ねられた。
「……え?」
「ほら、この間は体のどこか触れるのもダメだったでしょ?」
そう言われてみれば……。
前回若槻さんと会ったときはすごく混乱していて、蒼兄以外は受け付けなかったのだ。
確か、肩の辺りを触られて拒絶した覚えがある。
でも、司先輩でも大丈夫だったし……。
「たぶん大丈夫です」
「それなら良かった! キスマーク、消えた?」
控え目に訊かれる。
どうして――。
「どうして若槻さんが知ってるの?」
「…………」
「どうして黙るの?」
「ごめん、秋斗さんがすごく落ち込んでたから酒飲ませて吐かせた」
あぁ、そういうことか……。秋斗さんから直接聞いたのだ。
「えぇと……こんなことになってしまいました」
白状するように首を見せる。
「リィ、具合どう? 少しは良さそう?」
「はい。体起こせるようになりました」
「良かった良かった」
と、頭をわしわしされる。そして、「大丈夫?」と下から覗き込むように尋ねられた。
「……え?」
「ほら、この間は体のどこか触れるのもダメだったでしょ?」
そう言われてみれば……。
前回若槻さんと会ったときはすごく混乱していて、蒼兄以外は受け付けなかったのだ。
確か、肩の辺りを触られて拒絶した覚えがある。
でも、司先輩でも大丈夫だったし……。
「たぶん大丈夫です」
「それなら良かった! キスマーク、消えた?」
控え目に訊かれる。
どうして――。
「どうして若槻さんが知ってるの?」
「…………」
「どうして黙るの?」
「ごめん、秋斗さんがすごく落ち込んでたから酒飲ませて吐かせた」
あぁ、そういうことか……。秋斗さんから直接聞いたのだ。
「えぇと……こんなことになってしまいました」
白状するように首を見せる。