光のもとでⅠ
「そっか……。藤宮先輩と秋斗先生もずいぶんな手に出たね」
『でも、私が悪い……。私、秋斗さんともツカサとも離れたくなくて、どちらかひとりを選んでどちらかひとりを失うのが怖くて――選ばないって決めたけれど、それでふたりが傷つくとは思ってもみなかったの』
御園生はずっとふたりのどちらも失いたくないって思ってたもんな……。
それは紅葉祭のあと、記憶が戻ったときに話を聞いて知ってたけど、俺には理解できないし納得できないと思った。
どうしても、俺は御園生の立場じゃなくて藤宮先輩と秋斗先生の立場から状況を見てしまうから。
御園生のような態度を立花に取られたら、俺は今ほどサッパリとした気分にはなれなかったと思う。
痛いかもしれない。追い討ちをかけることになるのかもしれない。
でも、心を晒してくれているのなら、俺もそうするべきだと思う。
『でも、私が悪い……。私、秋斗さんともツカサとも離れたくなくて、どちらかひとりを選んでどちらかひとりを失うのが怖くて――選ばないって決めたけれど、それでふたりが傷つくとは思ってもみなかったの』
御園生はずっとふたりのどちらも失いたくないって思ってたもんな……。
それは紅葉祭のあと、記憶が戻ったときに話を聞いて知ってたけど、俺には理解できないし納得できないと思った。
どうしても、俺は御園生の立場じゃなくて藤宮先輩と秋斗先生の立場から状況を見てしまうから。
御園生のような態度を立花に取られたら、俺は今ほどサッパリとした気分にはなれなかったと思う。
痛いかもしれない。追い討ちをかけることになるのかもしれない。
でも、心を晒してくれているのなら、俺もそうするべきだと思う。