ホワイトタイガー
「なに? ホストの彼氏にでも殴られた」

ちゃらちゃらしたサラリーマンが私の眼帯を見て言う。

それほど腫れていなかったし、リキッドファンデーションでぬりたくればややメバチコぐらいの、そういえば長いことメバチコにはなっていない。あれは、どうゆう現象なんだろう。なんか腫れて、なんかおさまる。人体というのは不思議。

客には、メバチコが凄いと言う。おいわさんみたいですよと眼帯を取って見せた。

「なんだ、なんともなってないじゃん」

そうか、なんともなってないのか。
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