生まれた愛
お姫様抱っこをした状態で30分は回っていた
特に何かを話すわけでもなく
ただただ流れていた
「そろそろ上がるか?」
俺は結衣に聞く
返事はない
「結衣?」
結衣の方を見てみる
……寝てるじゃん…
通りで大人しいと思ったけど
この状況でドキドキしてんの俺だけなのかな?と不安になる
とりあえず起こすかー
俺は手のひらで水を集めて
結衣の顔面にかけた
「ぶわっ!」
「おはよー」
「あ、おはよーございまーす」
結衣が起きると
「出ようか」
「うん」
流れるプールを出た
レジャーシートのところまで戻る
結衣はタオルを肩にかけて飲み物を飲む
「プールめーーっちゃ楽しいいいいー!」
「よかったわ」