総長が求めた光 ~Ⅲ神と獣~【完】

俺の言った言葉に、一瞬臆したスイ。


肩がびくついたのがわかった。


どうやら、俺のささやいた言葉が突き刺さったらしい。


もう、コイツに勝ち目はねーな。


「僕が、勝つんだっ!!!」


叫びながら、俺に向かってくるスイ。


いいなぁ、その目。


まだまだ、でかくなるな。


―――――――バキッ


俺は、"愛をこめて"殴った。


スイは"避けなかった"


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