私の刑事さん
その日の夜、私は海斗さんと寝た。
「なぁ美奈、俺でいいの?」
「いいです」
海斗さんは笑いながら私の頬をつねった。
「俺おじさんだぞ?」
「違うもん!」
歳の差なんか関係ないもん!
それに16と24だもん!!
全然大丈夫だもん!!
私は海斗さんに抱きついた。
「何だ~?」
海斗さんがニヤニヤしながら私の頭を撫でた。
「海斗さんこそ…私でいんですか?」
「当たり前、美奈しかだめ」
「私の体、傷だらけですよ?」
海斗さんが私を抱きしめる力を強めた。
「安心しろ、全部俺が消してやるから」
「…はぃ…」
海斗さんが安心しろって言うと全部大丈夫って思える。
おやすみなさい海斗さん…。