もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚

それから優衣はリビングに連行され……、


「なんで、携帯の電源を切るんだっ！」


「それは、いろいろあって……」


「きちんと説明しなさいっ！」


「えーっと……」


監禁状態は続き……、


テーブルの上のごちそうにお腹が鳴る。


父親は、おじさんのことには一切触れずに……、


成績や生活態度については深く攻めまくる。


釈放されたのは午前１時過ぎ……。


こうして、優衣16歳のクリスマスイヴは、長〜い１日の幕を閉じた。


「って、もうイヴ終わっちゃってるし……」