もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚
荷物を抱えた2人の妖精が待合所から出てくると、おじさんは優衣の手のひらからスーッと下りた。


緑色のジャージを着た背の高い妖精が手渡したおじさんの荷物の中には、優衣が編んだ帽子と母親が作った靴下がきちんと重ねられている。


「おじさ〜〜ん! エェーーーンッ、エェーンッ……」


『ユイ……、ワタシの大好きな笑顔で見送ってオクレ』


「こんなに悲しいのに、笑える訳ないじゃーんっ! ヒック、ヒック……」


おじさんは優衣を愛しそうに見つめながら、荷物を背負った。


『ユイ……、アリガトー』


「エェーーーンッ、エェーーンッ……」
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