サファイヤアンドロイドの夢
「らしくないよなー。まさか本気でハマるなんてなー。」


心臓が高鳴る。
自分で製造工場を襲う?やはりあの男の事だ。
あの男はここにいたのだ。


「そっち、いつ終わりそう?俺もう、長官の眼を潰すとこまで行ったぜ。」


「すっげー。こっちはまだまだ。でも考えたよな。記憶転写なんて。そりゃ今まで誰にも見つからないはずだぜ。アキラ本人すら忘れちまってるんだからな。」


「どんな気持ちなんだろうな、生まれ変わるって。」


男達は買出しに行くのだろう。
しゃべりながら街の方へと向かう途中、ポケットからメモを取り出し、内容を確かめていた。
私は心臓の高鳴りをさっきから抑えられない。
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