サファイヤアンドロイドの夢
「それについては調査中だ。ノーコメントを通せと言っておいただろう。」


「それでは納得しないのです。このまま放っておけば、暴動にもなりかねません。私達の仲間は、物分りのいいタイプばかりではありませんからね。」


「そうそう、人間どもの快楽用に作られたタイプもいることですしね。」


ブレストは、その台詞を私にではなく、ライラに向かって言う。
ライラはブレストを睨みつける。


「ライラ、すまないが新しいブランケットを私の部屋に用意してくれないか。」


とりあえず、ライラをこの場から離したかった。この二人は、ライラに憎しみと言う感情を向ける。本部にいるほとんどの連中がそうだ。
私の命令に従おうとしたライラの背中にブレストが追い討ちをかける。

「男の正体がわからないなら、おまえが試してみたらどうだ?その男と寝てみたらいい。顔や声は変えられても、それまでは変える事が出来な……」
< 74 / 395 >

この作品をシェア

pagetop