約束の花~命と恋の物語~



まさか。


まさか、亜弥に―


…クソッ


走った。


俺は亜弥の病院に走った。


母さんが病院に行ったりしたら亜弥はきっと…


やっと言えたんだ。


やっと…


伝えられたんだ。


「こんなことで…」

「終わってたまるかよ…っ!」


好きなんだ、亜弥が。


誰よりも大切。


癒しを求めて通った海岸にいた白い帽子の女の子。


きっとあの悲しげな顔を見た瞬間から


俺は亜弥が


好きだったんだ。



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