約束の花~命と恋の物語~



「そういえば…全国模試の、四位の子いたじゃん」


俺が聞くと、


佳奈が


「あー、神山亜弥ちゃん?だっけ?なんで急に…まさかっ!」


佳奈が心なしかちょっとわくわくしながら言った。


「その、まさか」


悠矢は頭を抱えてる。頭いいはずなのになんでわかんないんだ…


「本当にー!?運命じゃんそれー!!」


佳奈がそう言ってやっと理解したのか悠矢が


「えぇぇぇぇぇぇ!!」


と、目を見開いた。


「「遅っ」」


俺たちは笑いあう。


「な、なに」と悠矢はおろおろしてる。




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