約束の花~命と恋の物語~



そこから話が盛り上がる。


勉強の話、


中学時代の話、


友達の話、


恋愛の話…はお互いなかった。


たくさん話した。


話が尽きなかった。


3時間くらいずっと話してて気付いた。


あと一時間で母親が俺の部屋に来る。


やっべー!!


「ごっ、ごめん、亜弥!もう俺…行かないと!」


「もう少し話したいけど」と付け足す。


亜弥は微笑んで


「大丈夫。勉強頑張ってね、また明日!」


と、言ってくれた。


“また明日”


その言葉に顔が熱くなった。



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