約束の花~命と恋の物語~



「門上…祥くんですか?」


突然声をかけられて、


驚きながら顔を上げると、


俺よりは低いけど背の高い美少女が立っていた。


その顔は、


誰かに似ていた。


真っ先に浮かんだ顔は―亜弥の顔。


もしかして、この子は…


「私、神山柊乃花って言います。亜弥ちゃんの妹です。」


…やっぱり。


この子は


亜弥の


妹―…。



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