天神学園高等部の奇怪な面々27
そんな葛藤もあっての朝のホームルームが終わり、一時間目開始前。
「バイオリン妹殿」
善はバイオリン妹の席へと歩み寄る。
「五所川原殿は、その…バイオリン妹殿と一心同体なのか?」
「うん?」
善のおかしな質問に、バイオリン妹は勿論、けしからん娘、魔女っ子、リヴリアまで首を傾げる。
「いや…俺は少々考えたのだ。五所川原殿はぬいぐるみであり、人格は持たないという、しかし俺は今朝方まで五所川原殿と会話を交わしていた、つまりだ」
クワッ!と。
善は目を見開く。
「ぬいぐるみの五所川原殿を傀儡として操っていたバイオリン妹殿は、五所川原殿と同一人格の持ち主という事!」
「バイオリン妹殿」
善はバイオリン妹の席へと歩み寄る。
「五所川原殿は、その…バイオリン妹殿と一心同体なのか?」
「うん?」
善のおかしな質問に、バイオリン妹は勿論、けしからん娘、魔女っ子、リヴリアまで首を傾げる。
「いや…俺は少々考えたのだ。五所川原殿はぬいぐるみであり、人格は持たないという、しかし俺は今朝方まで五所川原殿と会話を交わしていた、つまりだ」
クワッ!と。
善は目を見開く。
「ぬいぐるみの五所川原殿を傀儡として操っていたバイオリン妹殿は、五所川原殿と同一人格の持ち主という事!」